旧紙幣の”一円札”をご紹介します!…

古銭買取 プレミア紙幣!旧一円札の”大黒札”

大黒シリーズ「旧一円札」


Unicode (引用:世田谷スタンプ・コイン「大黒一円札」)

本日は、旧紙幣の”一円札”をご紹介します!
古銭好きの間では有名な、大黒天が描かれた紙幣シリーズとなります。

こちらの一円札の図柄は大黒天のため、別名”大黒札”とも呼ばれています。
発行開始日が1885年の9月8日、停止日が10月1日です。
昭和の33年に支払い停止日を迎えたにもかかわらず、大黒の一円紙幣だけが現行で使用できる紙幣となります。

大黒一円札の製造数は、45,117,000枚。図柄は大黒天で裏面は彩紋となります。
こちらの大黒天の肖像はエドアルド・キヨッソーネが描いたもので、日本人が描いたものではありません。
エドアルド・キヨッソーネとは明治時代に来航した、イタリアの版画家。
明治通宝の製造にも関わっており、偽造が困難な精巧な紙幣の製作に尽力した方ですね。

こちらの旧一円札、なんと現行で使用できる紙幣。
国内で有効な古銭・紙幣の中で最も古いものとなります。
しかし額面の価値よりも古銭・アンティークや骨董品的な価値が評価され、買取相場も高いものとなっています。
コンディションによりけりですが、大黒の1円札は4万円から30万程度の価値があり、買取額も期待できるものとなっています。
ちなみに表面に「兌換銀券」と表記されていますが、現在は銀貨との交換は不可となっています。

こちらの大黒天が描かれた100円札の方は、元々の発行数が非常に少ない為、希少価値がぐんと上がります。
現存数はおそらく1枚か2枚ほどとも言われ、大黒100円札は非常にプレミア価値のある紙幣となっています。



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