古銭の相場・コインの相場…

古銭は切手と並ぶ人気コレクション

古銭ブームやコインブームというのは下火になりつつある印象ですが、現在も趣味のひとつとして古銭やコインを収集している方は多いです。
一回目のコインブームは、昭和の33年頃。
グリコのおまけとして古銭が当たるイベントが開催されており、小学生や小さな子供を中心にコインブームは広がっていきました。
それから数回コインブームが巻き起こりましたが、ブームでない時も常に一定の人気があり、切手とともに収集家の多いカテゴリとなっています。
現在も東京オリンピックの開催を控え、コインの売り買いが以前に比べて増えてきているそうです。

現在は古銭コレクターの方が減少しており、古銭やコインの需要が低くなるにつれ、買取相場も下がってきています。
しかし状態の良い古銭や珍しいコインであれば、汚れが多少目立つ状態の古銭でも高額で買取ってくれる業者も存在します。
そして古銭だけでなく国家的行事や国民的な行事、例えば天皇の即位や自治法施行の60周年などで記念コインが発行されますが、
こちらも古銭やコインの買取店にて買取をして貰うことが出来ます。

ひとくちに記念コインといっても、古銭の相場や状態により買取価格は上下します。
例えば大勢の人々が買い求め、市場に沢山出回っている東京オリンピックを記念したコインなどは相場が低い傾向にあります。
東京オリンピックのコインより長野オリンピックのコインの方が需要が高く、人気のコインとなっています。

コインであっても古銭であっても、発行数が少なく希少価値のあるコインや、デザインや意匠の美しさなどで人気が押し上げられたものには
高い買取価格がつきますし、もちろん相場も高くなっています。

皇室の記念コインや記念硬貨も人気があり、買取店での買取も盛んだそうです。
例えば天皇陛下御在位記念の一万円金貨などは、元の額面の7倍、つまり7万円ほどの価格がついています。