古銭情報 最も高額な大判とされる「天正菱大判金」とは
天正大判の中で最も高額なのは”天正菱大判金”
大判は小判よりも先となる戦国時代からの発行ですが、その後に小判が主流となった江戸時代でも鋳造は続けられていました。
額面も通常の貨幣とは異なり多額で、主に高額な代金の支払い時や借金の返済としての用途があったようです。
小判が通貨として使用されていたのと異なり、大判は贈呈用などとして扱われる場合もありました。
どれも高い価値で取引される大判ですが、特に希少価値が高く、売値も非常に高額なのが天正大判の中の「天正菱大判金」。
天正菱大判金は豊臣秀吉が贈呈用にと鋳造を命じた大判で、発行数も極めて少なく希少価値の高い大判となります。
（引用：wikipedia「天正大判 天正菱大判 造幣博物館蔵」）
さて、気になる残存枚数ですが、地球上でなんと6枚しか確認されていません。
価値の高い天正菱大判金、こちらの相場はなんと5千万円から7千万円にものぼるとのこと。
古銭の専門オークションなどでは1億円以上の値段がつくこともあり、非常に価値の高い古銭であることが覗えます。
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