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海外コイン買取フランスコイン、エンジェル金貨をご紹介

フランスの金貨、エンジェル金貨（エンゼル金貨）とは

（引用：Yahoo!オークション「エンジェル金貨」）

（引用：Yahoo!オークション「エンジェル金貨」）

本日は、フランスコインのひとつ”エンジェル金貨”をご紹介します！
フランス金貨といえば、ナポレオン金貨が非常に有名ですが、エンジェル金貨も人気があります。

エンジェル金貨の表面には、憲法を書き込むエンジェル（守護天使）立像と、右側にフランス象徴の雄鶏、左側には権威の象徴とされるファスケスが描かれています。
裏面には、有名なフランス革命のモットー『自由、平等、博愛』が表示されています。

エンジェル金貨のプルーフも存在するようですが、日本ではなかなか買取市場に出てくることがなく、希少価値が非常に高い金貨です。

エンジェル金貨の種類と価値

エンジェル金貨には、50フランと100フラン金貨が存在します。
金本来の地金価値としては、100フランの方が高く、50フランの方が安いです。
しかし希少価値で言うと、100フランよりも50フランの方が高くなっています。

その理由は発行枚数による希少性です。

上記の写真にあるエンジェル50フラン金貨（1904A MS62）の場合、1904年に2万枚しか発行されていません。しかし100フランの場合、1901年～1914年まで毎年約1万枚～3万枚が発行され、合計で25万枚以上が発行されています（50フラン金貨も1950～1954年発行分は1000万枚以上で、価値は低いとされています）。そのためエンジェル金貨を売る時は、50フランの方が希少価値が付く分、高く買い取りしてくれるケースがあるようです。

地金型金貨としての価値も

フランスエンジェル金貨には、地金型金貨としての資産価値もあります。
コインにプレミア価値がなくとも、エンジェル金貨の買取相場は、金の買取相場と変わりはありません。日々変動する金のレートと、コインの重量で買取価格が算出されます。
金の相場が昔よりも上がった今、エンジェル金貨は資産価値の高い金貨と言えるでしょう。