地方自治法施行60周年記念貨幣とは、日本の地方自治法が施行されてから60年を祝し70周年に向けての10年間の間、47都道…

記念硬貨買取 地方自治法施行60周年記念硬貨

47都道府県の記念貨幣「地方自治法施行60周年記念硬貨」


9月5日、造幣局にて60周年記念硬貨の打ち始め式が行われましたねー!

地方自治法施行60周年記念貨幣とは、日本の地方自治法が施行されてから60年を祝し
70周年に向けての10年間の間、47都道府県の全てを題材とした貨幣を発行しようというプログラムです。
硬貨プログラムといえば、アメリカで行われた50州25セント硬貨が有名ですよねー。

額面はバイメタル貨の500円と1000円の2種類が発行され、どちらも紙幣ではなく記念貨となります。
500円の記念硬貨には、日本初となるバイカラークラッド貨が採用されていることも注目を集めましたね。
2色3層構造で、コア部分は銅製となります。

バイカラークラッドとは、クラッド法で出来た円板を違う金属の輪の中にはめ込む製造方法。
ユーロ貨幣などにも採用されている方法ですよね。
貨幣をバイメタルにて製造するメリットは、まずは偽造されにくいという点が挙げられます。
そして今回の地方自治法施行60周年記念硬貨のように、デザイン性に富んでいること。
流通目的として製造されない、今回のような記念硬貨や高額硬貨によく採用されている方法となります。

500円は金融機関にて、額面通りに引き換えが可能となっていますが
1000円は額面以上で配布されており、造幣局に事前申し込みをした希望者から抽選にて購入者が決定されるシステムです。
販売価格は6000円ですので、プレミア貨幣としての発行ですね!
他にも同デザインの切手も発行されており、記念切手と記念硬貨が同封されたプルーフ貨幣セットもありますね。

60周年の記念硬貨は2008年からの発行で、2016年発行の福島県と東京都で47都道府県が完結予定のようです。
お住まいの都道府県の硬貨は、もう発行されましたか?



参考サイト



  • 記念貨幣
  • 造幣局