”甲号銀行券100円”と呼ばれる100円紙幣…

古銭情報 甲号100円札(裏紫100円)の価値は?

高い買取相場の100円札とは・・・?

uramurasaki100 (引用:貨幣専門店銀座ON LINE「甲号兌換銀行券100円 裏紫100円 アラビア」)

100円紙幣にも数々ありますが、”甲号銀行券100円”と呼ばれる100円紙幣はかなり高い買取額がつきます。
裏が紫色の為、裏紫100円と呼ばれることもあります。

表面は藤原鎌足の肖像と談山神社が印刷されており、裏面は紫色のインクの日銀がプリントされています。
こちらの藤原鎌足の肖像は、大山助一が描いた肖像です。
アメリカ式彫刻技法を日本へ伝え、肖像に改革を齎した人とされていますね。
こちらの肖像はびゅらん凸版にて表現されており、細かな描写がされていることがわかります。
甲号100円の発行開始日は1900年の12月25日、停止日が1939年3月31日になります。

製造年が和暦で掲載されているのが特徴で、組番号は前期発行分・後期発行分で数字が違います。
前期は”いろは”と漢数字、後期がアラビア文字となります。

甲号100円札はオークションなどで稀に出回ることもあり、どれも50~100万程と総じて高い価格で落札されています。
裏紫100円の価値はかなり高いものだといえるでしょう。
古銭買取店での買取価格も、非常に高いものとなると思います。

古銭の買取においてはコンディションも大切な査定項目で、紙幣であればシミや折れなどがあると買取価格は下がってしまいます。
逆に美品状態であれば、相場越えの高い買取額がつくかも知れません。
お手持ちの裏紫100円の買取をお考えであれば、できるだけ綺麗に保存しておくようにしましょう!



参考サイト



  • 古銭買取
  • 甲号百円札
  • 百円札
  • 裏紫100円