寛永通宝の古寛永の買取や相場は、種類により様々です。…

古銭情報 寛永通宝の古寛永の価値は?

寛永通宝の種類により相場は様々

sibasen (引用:wikipedia「寛永通宝」)

寛永通宝とひとくちにいっても様々な種類が発行されており、その中でも古寛永と新寛永に分別することが出来ます。
画像は寛永通宝の古寛永である、芝銭。1636年に銭座が設置され、永の字などが草書体で書かれているものが多いです。
江戸時代の古銭といえば、やはり寛永通宝ですよね。
試行錯誤しながら日本の貨幣制度が設立されたのがよくわかります。

古寛永の中でも”御蔵銭”と呼ばれる古銭は高い相場で取引されており、残存数によりますが買取額も高いものとなります。
江戸幕府が統一するようになって最初に発行された古銭となります。
あまりにも種類が多く、別名志津麿百手とも呼ばれるほど。
背面のフチが広い御蔵銭は濶字手背大濶縁。そして書体が整いバランスの良い正字の御蔵銭の中でも長尾銭などの種類に分けることが出来ます。
他に母銭なども価値があり、高い価格で買取りされる古銭となりますね。
ちなみに母銭とは、通常の貨幣を鋳造する際の型となるものの名称。
もちろん通常に流通していた古銭よりも枚数が遥かに少なく、高い相場となっています。


寛永通宝の買取相場は、いったいどのくらい?


寛永通宝は種類も様々で、発行年数や字体、そして流通量にもプレミアが大幅に左右されます。
しっかり鑑定眼を持つ古銭買取店に依頼しないと、正しい価値を評価して貰えないかも知れません。
古銭の買取を考えているのであれば、信頼のおける古銭買取店に依頼するようにしましょう。

寛永通宝は、合計すると今でも100億枚程残っているのだそう。
流通量が多いものは100枚まとめてでも何千円かの価値しかつかなく、逆に少ないものは国内でも残存数は5枚以下ともいわれています。
市場に出回ることがないので正確な価格はわからないのですが、出たとすれば何百万円の価値となるでしょう。
貴方のお家に眠る古銭が思いもよらないプレミアかも知れませんよ!



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