寛永通宝とは、江戸時代に広く流通した古銭で、1636年から幕末までの間製造され続けた銭貨です。…

古銭情報 代表的な古銭”寛永通宝”

テレビドラマでもお馴染みの古銭「寛永通宝」


kanei (引用:wikipedia「寛永通宝」)

本日は、時代劇などでもお馴染みの「寛永通宝」をご紹介します!
寛永通宝とは、江戸時代に広く流通した古銭で、1636年から幕末までの間製造され続けた銭貨です。
丸型で中心に四角形の穴があけられており、表には時計回りに寛、永、通、寳の文字が記載されています。
素材は銅の他、鉄や真鍮のものもあったようです。
額面は寛永通宝の裏面にて確認することが出来、波型があしらわれているものが4文、そして波型がないものが1文として流通していました。

寛永通宝は江戸時代の間長く使用され続けた銭貨ですが、大きく分けると「古寛永」と「新寛永」があります。
違いとしては製造方法、あとは字体にも若干の差がありますね。
古寛永は1636年から1659年までに製造された寛永通宝、新寛永が1668年以降に製造されたものと分けられています。
古寛永と新寛永の間にはしばらく製造されない期間があったことが窺えますね。

古寛永と新寛永の字体の違いは、”寳”の字に見ることが出来ます。
よく見ると、最後の2画・3画に違いがあるのです。
どれも同じように見える寛永通宝ですが、見分け方が分かると面白いですね。



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