古銭買取 聖徳太子の”100円札”買取を考えるなら
聖徳太子100円札の買取額は種類によりけり
(引用:wikipedia「百円紙幣」)
聖徳太子の100円札には4種類あり、評価額も分かれている為買取価格には差が生まれます。
最初に発行された聖徳太子の紙幣は、乙号券。
発行開始日は1930年1月11日、停止日が1946年3月2日となります。
次が”い号券”。1944年3月20日から1946年3月2日まで使用された100円札です。
2次100円札とも呼ばれ、表面デザインは乙号券と同様ですが、聖徳太子の顔に少し違いがあります。
い号券の次に発行された100円札は、ろ号券。
1945年8月17日が発行開始日で、1946年3月2日に停止。僅か1年未満の発行となりました。
通称、3次100円札とも呼ばれています。
3次100円は聖徳太子の肖像の配置が中央へと変更されています。
どうして発行が1年未満と非常に短い期間だったのかというと、ここで新円への切り替えが行われたから。
そして次に発行されたのは、A号券と呼ばれるものです。
1946年3月1日から1956年6月5日まで使用されました。
インフレ抑制の新円への切り替えの為、短期間の間かつての紙幣を無効にし、その代わりに新紙幣を発行していました。
その際に使用されたのが、4次100円と呼ばれるこちらのA号券。
そしてA号券の発行停止後に、板垣退助の100円札の時代がやってきます。
ちなみに最後のA号券は、現行で使用できる紙幣となります。
聖徳太子100円札の買取であれば、どの時代に発行されたものか、どの100円札に属するかを調べておくと良さそうです。
参考サイト
- 100円札
- 紙幣
- 聖徳太子
- 買取