旧紙幣の買取相場は紙幣によりけり……

ひとくちに旧紙幣といっても買取相場は様々

旧紙幣で発行数が多いものは沢山の現存数があり、買取価格も安いものとなってしまいます。
連番やぞろ目、プリントエラーなどが高値で買取されるのは現行紙幣でも旧紙幣でも同じですね。

しかし旧紙幣の中でも発行数が少ないものには希少価値があり、買取相場も高いものとなっています。
例えば伊藤博文の1000円札、高橋是清の50円札などが有名ですね。
こちらの旧紙幣は発行数が少なく、額面以上のプレミア価格で買い取りされます。
高橋是清の50円札は発行数が3.6億枚と少なく、希少価値があります。

同じ紙幣でも前期発行分と後期発行分で買取価格に差がある紙幣もあります。
岩倉具視の500円札のB号・C号などですね。
B号にプレミア価値がついていますので、買取相場も高いものですが
後期のC号になると買取額は格段に下がってしまいます。

ちなみに貨幣カタログの評価額は、そのまま買取価格になるとは限りません。
お手持ちの古銭・旧紙幣の状態にかなり買取価格は左右されます。

お手持ちの古銭の相場を確認したいときは、まずは古銭買取店へ持込み査定をしてもらうのが確実です。
査定は無料の買取店を選ぶと、査定後の買取額に納得がいかなかった場合であっても
心置きなくキャンセルすることが出来ますよね。
手数料を差し引いたとき、買取価格がすごく下がってしまうということもあり得ますので、
古銭買取をお考えの際は、手数料や諸費用は無料のところを選ぶようにすると良いと思います。