古銭はレプリカや模造品、贋作なども出回っており、本物と信じて購入したものが実は偽物だった、なんて事例も数多くあります。し…

古銭買取 小判はレプリカでも買取して貰えることも

小判の中にはレプリカであっても価値のあるものが?!


古銭はレプリカや模造品、贋作なども出回っており、本物と信じて購入したものが実は偽物だった、なんて事例も数多くあります。
オークションなどで古銭を購入する際には気を付けておきたいところですね。

しかし実は、小判のレプリカ品であっても買取店にて高く買取って貰えることがあります。
それはレプリカ小判の中でも、純金・純銀でつくられたもの。
古銭や小判としての査定額の算出は不可能ですが、金や貴金属と品物として買取可能となっています。
ちなみにレプリカの小判は収集品としても人気があるため、レプリカであると記載していればオークションなどでも売ることが出来そうです。

金や銀、貴金属の相場は毎日変動がありますので、価格が高くなったときに売りに行くと高い価格がつきますね。
金は資産価値もありますので、レプリカの小判だからといって悪い印象を抱かずに、大切に保管しておきましょう。
お手持ちの小判がレプリカであるか判断したい場合も、古銭や小判の鑑定は便利ですね。



ちなみに当時の幕府の中でも、真贋が分からぬまま偽物の小判が使われることもあったようです。
当時の真贋の判定方法は金座などに持ち込んでの鑑定になりましたが、そもそも小判には”切り餅”なる制度があり、例え贋作だったとしてもお金としての価値は変化のないまま使用することが可能でした。

切り餅とは、小判を両替商や幕府の責任者が印を記入した和紙で包み、その和紙に包んだまま小判を流通させる方法です。
その印が品質の保証になり、もし万一中身の小判が贋作であったりしたら、その印の記入者が重い罰則を受ける決まりとなっていました。
和紙から開封すると無効となってしまうため中の小判は確認が出来ない状態ですが、この品質の保証制度を信頼して当時の人々は小判を流通させていたようです。



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